第3回目(2013/11/23)上映会へのご意見・ご感想の一部を紹介します。
本当にいのちが平等なのかどうか、現実を見て欲しい。
めそ様 会社員 30代 女性
日本もペットショップやブリーダーがなくなれば良いのにと思います。
【感想】
いろいろな立場の方から 活動の様子や話をきくなかで、共通してでてくる言葉が「人間のごう欲」というところ、そこに尽きると思います。
獣医師さんの平和で生活にゆとりがないと愛情はでてこない、だけど人間が欲をふやせばそこにビジネスがうまれ、ムダな分もふえるのだとムジュンした循環がうまれるのだと思いました。
イギリスのシステムに納得し、日本もペットショップやブリーダーがなくなれば良いのにと思います。
ここについてはエネルギー問題と同じで社会問題の根本だと思います。
(人間の欲我増えれば、エネルギーもムダな資源もふえ、環境がくずれるとか)
思いがあっても行動にうつすことはなかなか難しいです。ぜひつづけて下さい。
【メッセージ】
現実を映像としてみることが一番心につたわります。
MS様 会社員 30代 女性
大原 未歩子様 団体職員 30代 女性
こはる様 40代 女性
【回答】
⇒ご指摘ありがとうございます。第4回上映会(2014/1/25)では、映画を観た方が次の一歩を踏み出すためのガイドも提示する予定です。(木村)
チョロママさん Artist 50代 女性
阿部 基子様 会社員 50代 女性
シノデン様 パート 50代 女性
【回答】
⇒ご指摘ありがとうございます。非常口の明かりの件は、気がつかず申し訳ありませんでした。<(_ _)> 承知し、以後3Fホールを使用する際は光が漏れないように対応します。(木村)
【感想】
映画の作成を監督に依頼したおばあちゃん(自己資金提供して)は、立派で、本当に動物にやさしい人だ。たしかに日本人に現状を知らせ、理解してもらう必要ある。
少しでも、現状が、改善されれば良いが、松戸市内の人でも、猫(かわいそうな猫が生まれないため自分のお金で、避妊手術している人もいる。(2~300匹)
20年、30年、毎日猫にエサをやっている人もいる。外の猫を20匹超、飼っている人も何人も知っている。
そういう人がいる反面、松戸市民の野良猫(犬は補かくされるので見かけない)嫌いな人は非常に多い。庭で、フン、おしっこをする、クーラーの蛇腹で爪とぎするのを嫌い、ノラ猫にエサをやる人へ敵意がすごい。
地域猫の動きもあるが、町会役員、町民の反発が多く、ほとんど不可能。他の市町村に比べ、市民の民度が低い。全国で対策がすすんだ後にしかならないと思う。
【メッセージ】
おばあちゃんのやさしい心が、映画に反応して、賢くもしずかに理解を求める考えで出来ている。
松戸は 大人は理解しにくい。小学校、中学校へ働きかけ、映画を観てもらう機会を増やし、子供をけいもうし、将来は英国のように保護センターで飼い猫、飼い犬をもらうようにさせたら素晴らしい。
【補足】
電柱にビラまで貼って下さった西村さんの感想とメッセージ。
現実に保護活動している人にしか書けない文章に、個人的には身につまされ、また、うたれるものもありました。
保護センターから動物を譲渡する文化は日本にもっと広く根付かせたいですね。
西村さんには第四回の情報拡散にもご協力頂きました。重ねて御礼申し上げます。(木村)
【感想】
犬猫の現状分かりました。朝6時江戸川を散歩 犬猫の姿を見ています。又先日道路で猫が車にひかれて死んでいました(ショックを受けた)
私自身すて猫3匹 ヒニン手術 1匹家でかってます。
【メッセージ】
最近独居の人が犬猫を子供(家族)のように育てている人、多く見かけます。この映画をPRします!!
皆さま
心のこもったメッセージを本当にありがとうございました。
この空間に入れられて幸せ?
今回のアンケートにもありましたが、世間一般でもペットショップへの違和感は高まっているように感じます。
日本のペット業界には流通に根深い問題があります。多くのペットショップの50-70%の商品仕入れ先となっている現場(せり、オークション)ですが一般人の入場はできません。(13/12月最大手オークション運営会社HPで確認)
全国ペットオークション連絡協議会の統一見解として、取材は受け付けない(かつてセンセーショナルに取り上げられたため)との方針は現在も変わらないようです。
売れ残りペットはどこへ行く? ペット業界が「不透明」な理由 WEDGE12月号 第二特集 WEDGE
Infinity(ウェッジ)
↓しかしオークションの様子は詳細にここに書いてあり、誰でも知ることができます。(求めやすい文庫になりました)
せりにかけられる犬猫達はブリーダー(繁殖業者)から来ます。幼い仔犬や仔猫ほど高く売れるため、仔犬は小さいうちに引き離され、母犬は産後すぐにまた次の繁殖をさせられ…。
繁殖場 犬 で検索して見れば解ります。
目を覆いたくなるような写真が山のように出てきて、本当に涙が出てきます。
これがペットショップに来ている可愛いワンちゃんのお父さんとお母さんのいる所です。
もちろんすべての業者がとは言いませんが、生体が商品である以上、構造上常にその方向に行く誘因があります。(平たく言えば『その方が儲かる』し、その繰り返しで大きい個体は増々売れにくくなる。)
↓パピーミル(仔犬工場・繁殖場)の正視に耐えない現実はこの本にも描かれています。
このような現状へ長年の愛護団体や市民の声が反映し、2013年9月から施行の改正後動物愛護法後は、ペットショップやブリーダーは
①幼齢個体の安全管理
②販売困難になった犬猫等の扱いに関する「犬猫等健康安全計画」を策定、遵守
しなければならなくなりました。
①あまりに幼いうち親から引き離したりできない等
②取扱業者が商品の犬猫を死ぬまで飼う事の義務付け・扱う生体・死亡数管理等。(ただし運用がザルなら意味なし)
と、こう書くと100%悪者に見えるブリーダーやショップですが、政治家と同じで、悪質なブリーダーも、ペットショップも、そして中間で活躍しているオークションも、それを支える支持者やユーザーがいなければ存在できません。
では、ショップ(とそれを支えるオークション・ブリーダー)を存続させている支持者やユーザーとは誰でしょうか?
『深い考えもなくネットやブリーダー・ショップで犬猫を買う私達』
です。
皆、行ってるし。
動物園代わりに子どもを連れていくと喜ぶし。
やっぱり品種の犬が欲しいから。
シェルターの犬なんかどんな病気持っているか解らないし、嫌だから。
すぐ欲しいのに家族構成や年齢まで色々聞かれて、うっとうしいから。
そうやって私達が、犬や猫やうさぎを物として買うから…。
ペットショップは無くならないのです。
犬もアクセサリーの一種、という無自覚の感性がよく出ている。
ペットショップで犬や猫を買う人が多い
⇒ペットショップが存在し続ける
⇒そこへ卸す繁殖業者も存在し続ける
⇒両者のためオークションが存在し続ける
オークションの問題点:
・流通経路の追跡ができない。(トレーサビリティシステムが無い)
→扱業者のモラル監視機能は実質なし(どんな商品を出そうとお咎めなし)
・幼齢取引に傾く。
→小さい方が売れる商品なら当然の帰結(噛み癖・吠え癖など深刻な心の傷を抱え飼いにくい個体の量産→殺処分へ)
・不人気個体の発生。
→闇から闇へ消される(不法投棄・行政処分施設行き)
取材拒否とはいかなる理由があれ人に見せられないことをやっているということです。
人間でいえば、闇の人身売買と同じなのですから…。
『市民の意識が低い=殺処分は無くならない』
そんなふうに考える人が増えてほしいと願っています。
あなたは、なんのために動物を飼うのですか。
子どもに教育をしたいのですか。
動物が好きだからですか。
どうしてもその品種が欲しいからですか。
ではどうしてもその品種が欲しい理由は、なんですか。
その理由を真剣に見つめてみれば、動物を飼ったからといって解決できるワケではないのではないでしょうか。
品種や希少動物を欲しがる人を見ていると、ブランド品を欲しがる心理と近いものを感じます。
もっとも、ブランド品は別に悪いものではありません。
さすがに夢や物語、美しさを感じさせるものが多いです。
ただ、命はモノではないので、そこがバッグや服や車と違う所です。
命にはモノと違って心も感情もあります。
バッグや服や車と違い、飽きたから捨てるわけにもいかないのです。
そこが、悲劇の源泉です。
命はモノではないのです。
現在の日本ではモノのように売っていますが、日本でもそのうち売れなくなるでしょう。
皆がおかしいと気づきだしているからです。
命が大切なら。
本当に動物が、好きなら…。
ペットショップで動物を買ったりしてはいけないのです。
法的にモノとして扱われていても、現実にはモノではないからです…。
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DVDになっています。上映会に来られない方は、お求めになるかレンタルでどうぞ。公開当時(2009年)から殺処分の数字こそ変わりましたが(30万→18万)、起こっていることはこの映画の中に描かれていることと変わっていません。